毎日写経 計算問題 注意問題 気象予報士メモ 予報用語 ガイダンス 台風 まとめ 法規 予報一般 防災上の留意事項 公式 大気現象 対流混合層 天気図 天気図記号・補足 超長波 数値予報モデル 観測関連 季節予報 総観規模以上 警報・注意報 用語 大気構造 気になる過去問メモ(覚えていた方がいいだろう - 上にあるほど優先度高) 気になる過去問メモ(覚えておく必要はないと思うが知らなかったこと、など) 勉強中に見つけたもの 注意問題(覚えた) 



■毎日写経
100hPa/hは [] m/s

Skill Score - [] を除去して精度を評価、 [] が完全予報、 [] がランダム予報
バイアススコア - []  - [] に近いほど予報に偏りがない。=空振りと見逃しの割合が近いということ

適合率(一致率) = []
再現率(捕捉率) = []

ROC = TPR/FPR
  TPR = []
  FPR = []

TS, STS, T と風速・警報の対応
  [W] 海上風警報 [] kt以上
  熱帯低気圧 TD: [] kt未満
  FOG 視程 [] 海里以下
傾度風の式:気圧傾度力=コリオリ力+遠心力 数式: []
摩擦力があるとき - [] は直角、 [] は逆方向、 [] がその合力

平均風速
やや強い風 [] 未満
強い風 []
非常に強い風 []
猛烈な風 []

1時間雨量
やや強い雨 [] mm未満
強い雨 [] mm
激しい雨 [] mm
非常に激しい雨 [] mm
猛烈な雨 [] mm以上

瞬間風速: [] 秒間隔で [] 秒間の平均
静穏: [] m/s未満=風力0
北は [] その右隣が []

暴風域: [] m/s以上
強風域: [] m/s以上
熱帯低気圧 [] [] kt未満
台風 [] [] kt
台風 [] [] kt
台風 [] [] 以上

大きさの区分:強風域の半径
  大型 [] km
  超大型 [] km以上

強さの区分:
  強い [] m/s以上 / [] kt以上
  非常に強い [] m/s以上 / [] kt以上
  猛烈な [] m/s以上 / [] kt以上

高潮: []
波浪: [] []
高波: [] の対象になる程度の高い波

霧雨:直径が [] mm以下
凍雨: []
雨氷: []
霧氷: [] に分類
  粗氷: []
  樹氷: []
  樹霜: []
氷あられ:雪あられに [] があるもの

-30℃の等温線に概ね対応、冬の寒気の閾値 [] m線
偏西風帯の中心に対応する [] m線
チベット高気圧:300hPa面の等高度線 [] mが北縁

■計算問題
・放射平衡温度を求める
・1010hPaで10mの水柱を支えられる。気圧差が50hPの場合、50/1010*10=0.5[m]となる。
・コリオリ力+遠心力による円運動の周期は?
・コリオリ関連
  - 地球の半径をRとしたとき、緯度φ回転半径は? []
  - 自転の角速度がΩのとき、緯度φの地表面の回転速度は? []
  - 地表面上の風速がUのとき、地球外から見える絶対風速は? []
  - その角運動量は? []
  - 基本:円周速度v= [] [m/s]
  - 基本だけど恐らく不要:向心力= []  = []  角運動量= []

■注意問題
【問題】気象庁の季節予報における発表形式として、適切なものを1つ選べ。
1:3階級の出現確率を10%刻みで示す。
2:5階級の出現確率を10%刻みで示す。
3:3階級の出現確率を5%刻みで示す。
4:5階級の出現確率を5%刻みで示す。
[]
【問題】ある未飽和の湿潤空気の物理量を、値の大きなものから順に並べよ。
1:温度
2:仮温度
3:露点温度
4:湿球温度
[]
【問題】未飽和の湿潤空気塊を、定圧のまま加熱したとき、物理量が保存されるものを全て選べ。
1:露点温度 2:温位 3:相当温位 4:混合比
[]
【問題】気象庁が暖候期予報を発表する時期として適切なものを1つ選べ。
1:1月下旬 2:2月下旬 3:3月下旬 4:4月下旬
[]  - 梅雨や夏における気温や降水量の予想が発表
【問題】ある星の表面温度は6000Kであった。この星を黒体と仮定した場合、
星が最も強く放射する電磁波の波長として適切なものを1つ選べ。
1:約0.5μm 2:約1μm 3:約5μm 4:約10μm
[]
【問題】地球の放射平衡温度として適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:255K 2:273K 3:288K 4:303K
[]
【問題】負の渦度であるものを選択肢から全て選べ。
1:北半球で時計回りの循環 2:北半球で反時計回りの循環
3:南半球で時計回りの循環 4:南半球で反時計回りの循環
[]
【問題】「ダイヤモンドダスト」の別名として適切なものを1つ選べ。
1:砂塵あらし  2:氷霧  3:細氷  4:霧雪
[]
【問題】霧氷の仲間であるものを全て選べ。
1:粗氷  2:霜柱  3:樹霜  4:樹氷  5:細氷
[]
【問題】500hPa天気図(実況)に記載されている要素として適切なものを全て選べ。
1:等温線  2:等高度線  3:等風速線  4:等圧線
[]
【問題】偏西風が吹くところとして適切なものを全て選べ。
1:低緯度帯の対流圏下層  2:中緯度帯の対流圏上層
3:夏半球の成層圏  4:冬半球の成層圏
[]
30℃のときの飽和水蒸気圧は、0℃のときの飽和水蒸気圧の約( )である。
1:3倍  2:5倍  3:7倍  4:9倍
[]
【問題】短期予報における、降水確率の発表単位として適切なものを1つ選べ。
1:3時間  2:6時間  3:12時間  4:24時間
[]
【問題】気温減率が乾燥断熱減率よりも大きい場合を( )という。
1:対流不安定  2:傾圧不安定  3:条件付き不安定  4:絶対不安定
[]
【問題】世界におけるラジオゾンデの観測地点の数として、適切なものを1つ選べ。
1:約90箇所  2:約900箇所  3:約9000箇所  4:約90000箇所
[]
【問題】府県週間天気予報では、( )の予報についての信頼度を発表している。
1:天気  2:最高気温  3:最低気温  4:降水の有無
[]
【問題】「対流抑制」を意味する略語として適切なものを1つ選べ。
1:CIN  2:SSI  3:CAPE  4:LCL
[]
【問題】ボイルの法則の説明として適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:気体の温度と質量が一定であれば、気体の体積は圧力に反比例する。
2:気体の温度と質量が一定であれば、気体の体積は圧力に比例する。
3:気体の圧力と質量が一定であれば、気体の体積は絶対温度に比例する。
4:気体の圧力と質量が一定であれば、気体の体積は絶対温度に反比例する。
[]
【問題】原則として市町村ごとに発表されるものを全て選べ。
1:注意報  2:警報  3:特別警報  4:竜巻注意情報
[]
【問題】対流圏界面付近に現れるジェット気流を全て選べ。
1:下層ジェット気流  2:寒帯前線ジェット気流
3:亜熱帯ジェット気流  4:極夜ジェット気流
[]
【問題】竜巻発生確度ナウキャストについて述べた文として正しいものを全て選べ。
1:竜巻などの突風の発生確度について6時間先まで予測を行う。
2:10分ごとに最新の情報が出される。
3:発生確度1のほうが、発生確度2よりも突風が発生する可能性が高い。
4:発生確度2が出ている地域には、竜巻注意情報が出される。
[]
【問題】測候所が置かれている地点を全て選べ。
1:帯広(北海道)  2:潮岬(和歌山県)
3:米子(鳥取県)  4:名瀬(鹿児島県)
[]
【問題】中心付近の最大風速が30m/sの台風の階級として、適切なものを1つ選べ。
1:TD  2:TS  3:STS  4:T
[]
【問題】府県週間天気予報について述べた文として、正しいものを全て選べ。
1:原則として、府県予報区ごとに発表される。
2:1日ごとの降水確率が発表される。
3:最高気温や最低気温は、予測範囲とともに発表される。
4:気温予測の信頼度が3階級で発表される。
[]
【問題】降水短時間予報について述べた文として適切なものを全て選べ。
1:6時間先を予測対象としている。
2:1時間ごとに最新の予測が発表される。
3:降水量分布を1km四方の領域ごとに予測している。
4:地形による降水域の強まりや弱まりも予測に反映されている。
[]
【問題】二次細分区域ごとに発表されるものを全て選べ。
1:竜巻注意情報  2:府県天気予報
3:異常天候早期警戒情報  4:大雪警報
[]
【問題】「メソサイクロン」という用語の意味として正しいものを1つ選べ。
1:ベンガル湾で発生する小型の熱帯低気圧
2:冬季に日本海で発生するメソスケールの擾乱
3:スーパーセル型の積乱雲の中で生じる低気圧性の渦
4:積乱雲に伴って発生する竜巻
[]
【問題】地球全体における年降水量の平均値として、最も適切なものを1つ選べ。
1:約500mm  2:約1000mm  3:約2000mm  4:約3000mm
[]
【問題】未飽和の湿潤空気塊を考えた際に、その露点温度が保存されるケースを全て選べ。
1:定圧下で加熱したとき
2:同体積の乾燥空気塊と混合させたとき
3:断熱的に上昇させたとき
4:断熱的に圧縮したとき
[]
【問題】地球大気中のオゾンを全て地表に集め、0℃で1気圧の状態にしたときに
オゾンの気層が持つ厚さとして適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:約3mm  2:約3cm  3:約30cm  4:約3m  5:約30m
[]
【問題】府県天気予報における降水確率の発表形式として正しいものを1つ選べ。
1:3時間ごとに5%刻みで発表される。
2:3時間ごとに10%刻みで発表される。
3:6時間ごとに5%刻みで発表される。
4:6時間ごとに10%刻みで発表される。
[]
【問題】大気上端に入射する太陽放射エネルギーのうち、
地表面に吸収される割合として適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:約10%  2:約30%  3:約50%  4:約70%
[]
【問題】メソβスケールに該当する現象を全て選べ。
1:海陸風  2:温帯低気圧  3:晴天乱気流  4:台風
[]
【問題】現象の有無に関する予報への精度評価に使われる指標を全て選べ。
1:スレットスコア  2:二乗平均平方根誤差
3:ブライアスコア  4:見逃し率
[]
【問題】「暖かい雨」の説明として適切なものを1つ選べ。
1:水滴の大きさの違いにより、併合成長することで雨粒になる。
2:雪結晶が多数集まって雪片を形成し、それが解けて雨粒になる。
3:氷粒子がライミングによって成長し、それが解けて雨粒になる。
4:凝結によって雲粒が成長し、雨粒になる。
[]
【問題】大雨注意報の中で注意を呼びかける災害として適切なものを全て選べ。
1:がけ崩れ  2:浸水  3:土石流  4:河川の増水
[]
【問題】中層大気の気温分布として適切なものを全て選べ。
1:成層圏界面では、夏半球の極域で最も気温が高い
2:成層圏界面では、冬半球の極域で最も気温が高い
3:中間圏界面では、夏半球の極域で最も気温が高い
4:中間圏界面では、冬半球の極域で最も気温が高い
[]
【問題】プラネタリー波について述べた文として、正しいものを全て選べ。
1:停滞性の偏西風波動である。
2:波長は4000km程度である。
3:成層圏突然昇温の原因になる。
4:南半球よりも北半球で明瞭に現れる。
[]
【問題】気象庁による竜巻等の激しい突風に関する予報の名称として、適切なものを全て選べ。
1:竜巻注意報
2:竜巻警報
3:竜巻注意情報
4:竜巻発生確度ナウキャスト
[]
【問題】地球上での惑星渦度の分布として、適切なものを1つ選べ。
1:北半球・南半球ともに正
2:北半球・南半球ともに負
3:北半球では正、南半球では負
4:北半球では負、南半球では正
[]
【問題】時計回りであるものを全て選べ。いずれも北半球であるとする。
1:寒冷前線通過時の風向の時間的変化
2:高気圧性循環
3:低気圧性循環
4:正渦度
[]
【問題】ハドレー循環の下降流域にできる高気圧として、適切なものを全て選べ。
1:北太平洋高気圧  2:オホーツク海高気圧
3:シベリア高気圧  4:アゾレス高気圧
[]
【問題】日照時間について述べた文として、適切なものを全て選べ。
1:ある期間において一定の全天日射があった時間を指す。
2:気象庁では、太陽追尾式日照計を用いて日照時間を求めている。
3:可照時間に対する日照時間の比を「日照率」という。
4:地形による影の影響を除外するため、補正計算を行っている。
[]
【問題】停滞前線について述べた文として、正しくないものを1つ選べ。
1:ほとんど動きの無い前線である。
2:温暖前線や寒冷前線に変わることがある。
3:天気図上では、寒気側に三角の記号、暖気側に半円の記号が付く。
4:停滞前線付近では、風は前線に対して平行に吹きやすい。
[]
【問題】0℃よりも低い温度において、過冷却水滴が飽和しているとき、
氷晶はどういった状況にあるか、適切なものを1つ選べ。
1:氷晶も飽和している(=平衡状態である)
2:氷晶は未飽和である
3:氷晶は過飽和である
4:温度によって異なるので、一概に言えない。
[]
【問題】水蒸気画像における「明域と暗域の境界」の名称として適切なものを1つ選べ。
1:ドライスロット  2:バルジ  3:バウンダリー  4:フック
[]
【問題】対流不安定であると判断できるものを全て選べ。
1:高度が増すとともに、気温が低くなっている気層
2:高度が増すとともに、温位が低くなっている気層
3:高度が増すとともに、相当温位が低くなっている気層
4:高度が増すとともに、湿球温位が低くなっている気層
[]
【問題】気温25℃、相対湿度90%のときにおいて、
空気1立方mあたりに存在する水蒸気量として、適切なものを1つ選べ。
1:約2g
2:約20g
3:約200g
4:約2kg
[]
【問題】フェーン現象について正しいものを全て選べ。
1:山の風上側で気温が高くなる現象である。
2:山の風下側で気温が高くなる現象である。
3:山の風下側で湿度が低くなる現象である。
4:降水が無ければ、フェーン現象は生じない。
[]
【問題】沈降性逆転層について正しいものを全て選べ。
1:逆転層付近よりも上層で、湿数が大きい。
2:夜間の放射冷却が発生要因である。
3:低気圧の後面における、下降流域で見られることが多い。
4:温暖前線の前方で見られることが多い。
[]
【問題】地上にて気温0℃で相対湿度100%のときに、
空気1立方mに含まれる水蒸気量として最も適切なものを1つ選べ。
なお、地上にて気温30℃で相対湿度100%のときに、
空気1立方mに含まれる水蒸気量は約30gである。
1:約50g
2:約30g
3:約10g
4:約5g
[]
【問題】比熱について、正しいものを全て選べ。
1:物質の暖まりやすさを示す。
2:水の比熱は、空気の比熱よりも小さい。
3:比熱の単位は「J/kg・K」で示される。
4:乾燥空気の定圧比熱は、定積比熱よりも大きい。
[]
【問題】現在において気象庁が発表する情報を全て選べ。
1:異常天候早期警戒情報
2:記録的短時間大雨情報
3:竜巻注意情報
4:早期注意情報
[]
【問題】東寄りの風が卓越する場所として適切なものを全て選べ。
1:地表付近での貿易風帯
2:中緯度帯での対流圏中層
3:冬半球の成層圏
4:夏半球の中間圏
[]
【問題】金星と地球の比較について述べた文として、適切なものを全て選べ。
1:金星のほうが地球よりも太陽に近い。
2:金星のほうが地球よりも地上気圧が高い。
3:金星のほうが地球よりも表面温度が高い。
4:金星のほうが地球よりも放射平衡温度が高い。
[]
【問題】地球が1秒間に受け取る太陽放射量の平均値として、
適切なものを1つ選べ。
なお、太陽定数は約1.37kW/平方mである。
1:約2.74kW/平方m
2:約1.37kW/平方m
3:約0.68kW/平方m
4:約0.34kW/平方m
[]
【問題】850hPaの空気塊を500hPa面まで持ち上げる操作により、
SSIを求めることを考える。
SSIの値を左右する要素として、適切なものを全て選べ。
1:850hPa気温
2:850hPa露点温度
3:500hPa気温
4:500hPa露点温度
[]
【問題】大雨警報の発表基準に用いられているものを、全て選べ。
1:土壌雨量指数
2:表面雨量指数
3:流域雨量指数
4:1時間雨量
[]


・覚えたかもしれない(完全に覚えたら一番最後へ移動)
【問題】数値が大きいほど、予報精度が高いことを意味する指標を全て選べ。
1:適中率
2:スレットスコア
3:RMSE
4:ブライアスコア
[]
【問題】次に挙げる指標のうち、1に近いほど予報精度が低いことを示すものを全て選べ。
1:スレットスコア 
2:ブライアスコア 
3:見逃し率 
4:適中率
[]
【問題】800hPaで相対湿度70%の空気塊がある。
この空気塊の物理量(単位はK)として、値の大きなものから順に並べよ。
1:温度  2:温位  3:相当温位  4:飽和相当温位
[]
【問題】6時間先の予測を行うものを全て選べ。
1:降水短時間予報  2:降水ナウキャスト
3:雷ナウキャスト  4:竜巻発生確度ナウキャスト
[]
【問題】地球大気に占める二酸化炭素の濃度として適切なものを1つ選べ。
1:約4%  2:約0.4%  3:約0.04%  4:約0.004% 
[]
【問題】南極でオゾンホールが発生する季節として最も適切ものを1つ選べ。
1:春  2:夏  3:秋  4:冬
[]
【問題】9時に観測を行う場合のラジオゾンデの放球時刻として適切なものを1つ選べ。
1:8時  2:8時30分  3:8時45分  4:9時
[]
【問題】瞬間風速とは、( )秒間における風速の平均値のことである。
1:1  2:3  3:5  4:10
[]
【問題】全国のウィンドプロファイラ設置数として適切なものを1つ選べ。
1:4か所  2:16か所  3:33か所  4:90か所
[]
【問題】衛星画像で見られる「毛筆状の雲域」の名称として適切なものを1つ選べ。
1:テーパリングクラウド  2:バルジ  3:ドライスロット  4:バウンダリー
[]
【問題】ガストフロントが通過した際に生じる現象として適切なものを全て選べ。
1:気圧の上昇  2:風向の急変  3:気温の上昇  4:風速の増大
[]
【問題】気象測器の検定を行う機関として、適切なものを1つ選べ。
1:気象庁  2:一般財団法人気象業務支援センター
3:予報業務の許可を受けた事業者  4:観測の届け出を行った者
[]
【問題】確率予報の精度評価に使用されるブライアスコアについて、
その値の取りうる範囲として適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:-1~1  2:0~1  3:0~上限なし  4:下限なし~上限なし
[]
【問題】渦度分布を使った日本付近での強風軸の解析法として、適切なものを1つ選べ。
1:正渦度極値を結んだ部分  2:負渦度極値を結んだ部分
3:正渦度域の南縁に沿った部分  4:負渦度域の南縁に沿った部分
[]
【問題】ある地点において、下層で弱い西風、上層で強い西風が吹いていた。
このときの温度風の向きとして適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:北→南  2:東→西  3:西→東  4:南→北
[]
【問題】温室効果を有する気体を全て選べ。
1:アルゴン  2:水蒸気  3:一酸化二窒素  4:代替フロン
[]
【問題】上層雲で構成されているものを全て選べ。
1:トランスバースライン  2:カルマン渦
3:オープンセル  4:シーラスストリーク
[]
【問題】不正な手段によって気象予報士試験を受け、処分を受けた者に対する、
受験禁止期間として適切なものを1つ選べ。
1:最長6か月  2:最長1年  3:最長2年  4:最長5年
[]
【問題】ある未飽和の湿潤空気塊を断熱的に持ち上げると、やがて凝結が生じた。
このとき、持ち上げ前と持ち上げ後で変化しなかった物理量を全て選べ。
1:相対湿度 2:温位 3:湿数 4:相当温位
[]
【問題】北へ行くほど西風が強くなっている領域での渦度として適切なものを1つ選べ。
1:正渦度  2:負渦度  3:渦度0
[]
【問題】1よりも小さな値になることがあるものを全て選べ。
1:雪水比  2:突風率  3:SSI  4:ブライアスコア
[]
【問題】未飽和の空気塊を定圧下で冷却したとき、値が小さくなる物理量を全て選べ。
1:相対湿度  2:湿数  3:露点温度  4:混合比
[]
【問題】単位が「g/kg」で示される物理量として適切なものを全て選べ。
1:比熱  2:比湿  3:湿数  4:混合比  5:比容
[]
【問題】暴風雪警報が発表されている予報区で、同時に発表されないものを全て選べ。
1:暴風警報  2:大雪警報  3:風雪注意報  4:強風注意報
[]
【問題】ミー散乱が原因であるものを選択肢から全て選べ。
1:空が青く見えること
2:雲が白く見えること
3:高度の低い月が赤く見えること
4:虹が2本見えること
[]
【問題】正しい文を全て選べ。
1:持ち上げ凝結高度は、ほぼ雲底高度に相当する。
2:自由対流高度は、ほぼ雲頂高度に相当する。
3:持ち上げ凝結高度まで達した空気塊の温度は、周囲の気温と等しい。
4:自由対流高度まで達した空気塊の温度は、周囲の気温と等しい。
[]
http://www.meteoffice.info/1analysis_folder/pages_neturikigaku_folder/304_folder/326.htm
https://www.bioweather.net/column/weather/contents/mame070.htm
【問題】雷ナウキャストの予測期間として適切なものを1つ選べ。
1:60分  2:120分  3:180分  4:240分
[]
【問題】負の数値になることがあるものを全て選べ。
1:絶対温度  2:ブライアスコア  3:SSI  4:露点温度
[]
【問題】府県天気予報の発表時刻として適切なものを全て選べ。
1:5時  2:11時  3:17時  4:23時
[]
【問題】等温のまま、理想気体の体積を半分にすると、圧力が2倍になった。
この法則の名称として適切なものを選択肢から1つ選べ。
1:ボイルの法則  2:シャルルの法則
3:熱力学第一法則  4:熱力学第二法則
[]
【問題】対流圏の乾燥大気を構成する気体として、3番目に多いものを選べ。
1:酸素  2:オゾン  3:二酸化炭素  4:アルゴン
[]

■気象予報士メモ
・忘れやすい用語
 - 海塩粒子は大きい
 - リチャードソン数 - 小さいと不安定
 - マッデン・ジュリアン振動
 - ブリューワー・ドブソン循環
 - ダウンバーストの種類 - ミクロバースト(水平方向の広がりが [] km未満、風速 [] m/s程度)、マクロバースト( [] km以上、風速 [] m/s程度)

・忘れやすい重要事項
 - 16方位 - 北が []  東が []
 - 36方位 - 北が []  東が []
 - 乱層雲(Ns)は中層、積乱雲(Cb)は下層
 - 地表から大気へのエネルギー輸送は、潜熱は顕熱の3倍
 - 二酸化炭素の増加量のうち、人為起源は約5割

・忘れやすい注意事項
 - 放射平衡だけだと大気の鉛直分布は絶対不安定になる(だから対流がある)

・500hPaの高度が層厚を決める=それより下の気温が決まる

■予報用語
以上~未満:1時間雨量、平均風速
超~以下:波浪、PSN階級


1時間雨量
やや強い雨 [] mm未満
強い雨 [] mm
激しい雨 [] mm
非常に激しい雨 [] mm
猛烈な雨 [] mm以上
※「強い雨」「激しい雨」以上になるときは大雨注意報・大雨警報になることがある
※「猛烈な雨」で記録的短時間大雨情報になることがある。ただし基準は歴代の頻度により、基本的に府県予報区単位

10~20mm未満 []
20~30mm []
30~50mm []
50~80mm []
80mm以上 []

平均風速
やや強い風 [] 未満
強い風 []
非常に強い風 []
猛烈な風 []
吹雪 [] m/s程度以上
猛吹雪 [] m/s以上

10~15未満 []
15~20 []
20~30 []
30~ []

日中 []
一時 連続的で [] 未満
時々 断続的で [] 未満
所により 散在的で地域の [] 未満
0-3 []
3-6 []
6-9 []
9-12 []
12-15 []
15-18 []
18-21 []
21-24 []

■ガイダンス
  [W] 海上 [] 警報 [] kt以上
  [GW] 海上 [] 警報 [] kt
  [SW] 海上 [] 警報 [] kt
  [TW] 海上 [] 警報 [] kt
  FOG 視程 [] 海里以下

波浪表
※以上ではなく超、からまで(ほかと違って未満ではない)
  おだやか []
  おだやかなほう []
  多少 []
  やや高い []
  高い []
  しけ []
  大しけ []
  猛烈なしけ []

0-0.1 []
0.1-0.5 []
0.5-1.25 []
1.25-2.5 []
2.5-4 []
4-6 []
6-9 []
9- []

風力相当風速(m/s)相当風速(ノット)備考
0 []   []
1 []   []
2 []   []
3 []   []
4 []   []
5 []   []
6 []   []
7 []   [] 海上風警報に相当
8 []   [] 海上強風警報に相当
9 []   []    〃
10 []   [] 海上暴風警報に相当
11 []   []    〃
12 []   [] 海上暴風警報または海上台風警報に相当


  以下はカルマンフィルタ方式
  降水量 - GSM=20/MSM=5km四方 [] 時間毎
  降水確率 - GSM=20/MSM=5km四方 [] 時間毎
  最高気温 - アメダス地点形式、 []
  最低気温 - アメダス地点形式、 []
  気温・風 - 3時間間隔
  以上カルマンフィルタ方式

  以下はニューラルネットワーク方式
  天気 - GSM=20/MSM=5km四方、 [] 時間毎
  大雨確率・発雷確率 - [] 内、 [] 時間毎
  降雪量
  以上ニューラルネットワーク方式

■台風
  暴風域:平均風速 [] m/s以上
  強風域:平均風速 [] m/s以上
  暴風警戒域:台風の中心が予報円内に進んだ場合に暴風域に入るおそれのある範囲
  進路予想 : [] 時間先まで [] 時間刻みで [] 時間ごと。また、 [] 日先まで [] 時間刻みで [] 時間ごと。
  日本列島に大きな影響を及ぼす場合: [] 時間後の推定値を [] 時間ごと、 [] 時間先まで [] 時間刻みで [] 時間ごとになる
  暴風域に入る確率が [] %を超えると二次細分区ごとに [] 日先まで [] 時間刻みで [] 時間ごとに確率を発表する


  平均風速 [] m/s以上の半径
  大型 [] km以上
  超大型 [] km以上

  階級 最大風速
  強い [] m/s以上 / [] kt以上
  非常に強い [] m/s以上 / [] kt以上
  猛烈な [] m/s以上 / [] kt以上

  ハリケーン [] KT以上
  サイクロン [] KT以上

  - 赤色の囲み - 予報円内に進んだ場合に [] 時間先までに暴風域に入る恐れ
  - [] 日先も引き続き台風であると予想されるときは [] 日先までの進路を予想
  - 最大風速が [] knot以上であっても構造的に温帯低気圧となれば台風ではなくなる。
  - 暴風域の確率の計算に、地形や地表摩擦の影響による風の強さの変化は考慮していない(台風の移動とは違う)
  - 今後24時間以内に台風に発達することが予想される熱帯低気圧については [] 時間先までの進路と台風の強度に関する予報が発表される

  PSN階級
  GOOD 正確 概ね [] km以下
  FAIR ほぼ正確 概ね [] km
  POOR 不確実 概ね []

・動径風速は大気境界層内で最大(摩擦の影響)
・接線風速は大気境界層の上、約 [] km付近。中心から約 [] kmあたりで最大

■まとめ
・ボイルの法則 [] 、 シャルルの法則 []
・熱力学第一法則 Q = [] 、熱力学第二法則 []
・アボガドロの法則 [] 。(分子数= [] )
・CpとCv
  単位 []
  →体積の膨張が伴う分、Cp > Cv となる
  内部エネルギーΔU = [] ΔT
  エンタルピー=温度によるエネルギー= []  = CvΔT + pΔV(らしい)
・一般気体定数= []  [J/kmol K]
・任意の気体定数R = []
・平均分子量 = 1/Σmi/Mi
  mi: 重量比
  Mi: 分子量
  ex. 乾燥空気の平均分子量 = 1/(0.755/28 + 0.231/32 + 0.013/40) = 28.97

・大気構造
 - 大気境界層: 概ね [] km(熱帯 [] km)
   = [] 層+ [] 層+ [] 層 (それ以上は自由大気)
   エクマン層 = [] 層+ []
    - 大気は1km、海洋は100m

・プラネタリー波
 - 波数が []
 - 波数1の波長は [] km

・準二年周期
 - [] のみ
 - [] kmあたりが最大
 - [] から始まる

[] m線: -30℃の等温線に概ね対応、冬の寒気の閾値
[] m線: 偏西風帯の中心に対応する
[] m線: 亜熱帯高気圧の外周に相当、太平洋高気圧の勢力
[] hPa面: チベット高気圧
参考:https://kishounomoto.blog.ss-blog.jp/2019-01-24

 - 核の種類:
   - エイトケン核: 半径 [] um
   - 大核: [] um (可視光の波長帯)
   - 巨大核: [] um以上
 - エーロゾルの数:
   - 海洋上: [] 個/m^3
   - 陸上: [] 個/m^3
   - 市街地: [] 個/m^3

・早期注意情報
 - 警報級の現象が [] 日先までに予想される場合
 - [] の二段階
 - 警戒レベル [] の扱い
 - 翌日まで: [] 時発表、 [] 時間ごと
 - 2~5日先: [] 時発表、 [] 日ごと
 - 府県予報区ごと
 - 大雨、大雪、暴風(雪)、波浪、高潮が対象

・線状降水帯
  - 長さ50~300km、幅20~50km程度

・オープンセル 海面水温と差が [] とき、 [] 雲が主体
・クローズドセル 寒気が [] とき、 [] 雲が主体

■法規
共同系
 - 国土交通大臣→2以上にまたがる河川の洪水→都道府県知事、報道機関、一般

  - 気象業務に関する基本的制度を定めることによって,気象業務の [] を図り,もって [] [] [] [] に寄与するとともに,気象業務に関する [] を行うことを目的とする。」
    2 国土交通大臣は、2以上の都府県の区域にわたる河川その他の流域面積が大きい河川で洪水により国民経済上重大な損害を生ずるおそれがあるものとして指定した河川について、気象庁長官と [] して、洪水のおそれがあると認められるときは [] を、はん濫した後においては [] 又ははん濫により浸水する区域及びその [] を示して当該河川の状況を関係 [] に通知するとともに、必要に応じ [] の協力を求めて、これを [] させなければならない。

指定された河川が氾濫したときに浸水が想定される区域をあらかじめ指定し,浸水した場合に想定される水深を明らかにしておかなければならない

  - 気象庁は、気象、地象(地震にあつては、地震動に限る)、津波、高潮、波浪及び洪水についての [] 適合する予報及び警報をしなければならない。
  - 気象庁は、気象、津波、高潮及び洪水についての [] 適合する予報及び警報をしなければならない。
  - 気象庁は、津波、高潮、波浪及び洪水以外の水象についての [] 適合する予報及び警報をすることができる。
  - 気象庁は、気象、地象、津波、高潮及び波浪についての [] 適合する予報及び警報をしなければならない。

  - 予報事項等の記録
    - [] 及び []
    - []
    - []
    - 記録は [] 年保存

  - 予報業務許可申請書
    - []
    - [] 及び []
    - 予報業務に従事する [] 及び勤務の交代の概要
    など

  - 予報業務計画書
    - 事業所の []
    - []
    - 収集しようとする [] []
    - [] の方法
    - [] 受ける方法

  - 気象予報士の人員
    - 8時間以下 [] 人、8時間を超え16時間以下 [] 人、16時間を超える []

  - 気象庁以外の者が気象、地象、津波、波浪又は洪水の予報の業務

  - 災害が発生するおそれがある異常な現象を発見したものは、遅滞なく、その旨を [] に通報しなければならない。
  - 火災の予防上危険である場合 - 気象庁関連→都道府県知事→市町村長→必要ならば [] [] の使用制限

  - 報告:次の場合は報告書の提出が必要(変更後遅滞なく報告する)
    - 許可受けた者の氏名
    - 事業所の所在地変更
    - 現象の予想の方法の変更
    - 予報業務計画書、気象予報士名簿、観測施設の概要など結構多い
  - 認可
    - 予報業務の目的または範囲を変更する場合(これだけ?)

  - 罰則
   - [] 年以下若しくは [] 万円以下の罰金
    - []
   - [] 以下または [] 万円以下の罰金
    - 試験事務に関して知り得た秘密を漏らした場合
   - [] 万円以下の罰金
    - 検定に合格していない測器の使用
    - 認可を受けないで予報業務の目的又は範囲を変更
    - 許可を受けないで予報業務を行った
    - 業務停止命令に違反した
    - 気象予報士以外の者に現象の予想を行わせた
    - 警報をした
    - 許可なく無線通信による観測成果の発表をした
   - [] 万円以下の罰金
    - 業務改善命令に違反
    - 立ち入りを拒み、または妨げた者
    - 気象業務に関する報告を怠ったり、虚偽の報告を行った
   - [] 万円以下の過料
    - 予報業務の休廃止の届け出を怠った
    - 虚偽の届け出をした

  - 休止、廃止は [] 以内に届け出

  - 国,地方公共団体その他の公共機関で災害対策に関与するものは,指定行政機関(気象庁を含む),指定地方行政機関(管区気象台を含む),指定公共機関,指定地方公共機関として指定される。
  - 国に中央防災会議,地方では各都道府県,各市町村に地方防災会議が設置される。
  - [] は「防災基本計画」を,各 [] は「地域防災計画」を作成する。
  - 「防災業務計画」は指定行政機関の長又は指定公共機関が防災計画に基づき作成する。
  - 国は、前項の責務を遂行するため、 [] [] 及び [] [] となるべき計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、 [] [] [] 等が処理する防災に関する事務又は業務の実施の推進とその [] を行ない、及び災害に係る経費負担の適正化を図らなければならない。

<災害対策基本法の目的>
  - 国土並びに国民の生命、 [] 及び財産を災害から保護するため、防災に関し、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、 [] を明確にするとともに、 [] 計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び防災に関する財政金融措置その他必要な災害対策の基本を定めることにより、 [] かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図り、もつて社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とする。

<災害対策基本法の基本理念>
我が国の [] に鑑み,人口,産業その他の社会経済情勢の変化を踏まえ,災害の発生を常に [] とともに,災害が発生した場合における被害の最小化及びその迅速な回復を図ること。
国,地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに,これと併せて,住民一人一人が自ら行う防災活動及び [] その他の地域における多様な主体が自発的に行う防災活動を促進すること。
災害に備えるための措置を適切に組み合わせて一体的に講ずること並びに科学的知見及び [] を踏まえて絶えず改善を図ること。

  - 都道府県は、当該都道府県の地域並びに当該都道府県の住民の [] [] 及び [] を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該都道府県の地域に係る [] に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、その区域内の市町村及び指定地方公共機関が処理する防災に関する事務又は業務の実施を助け、かつ、その [] を行なう責務を有する。

  - 市町村は、 [] 地方公共団体として、当該市町村の地域並びに当該市町村の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該市町村の地域に係る防災に関する計画を作成し、実施する責務を有する。
  - 災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、人の生命又は身体を災害から保護し、その他災害の拡大を防止するため特に必要があると認めるときは、市町村長は、必要と認める地域の必要と認める居住者等に対し、避難のための [] することができる。
  - 都道府県の地域について災害が発生した場合において、防災の [] を図るため必要があると認めるときは、都道府県知事は、都道府県 [] の定めるところにより、災害対策本部を設置することができる。
  - 非常災害が発生した場合において、当該災害の [] その他の状況により当該災害に関わる [] 対策を [] するため特別の必要があると認めるときは、内閣総理大臣は、臨時に内閣府に [] を設置することができる。

政府機関または地方公共団体が気象観測を行う場合(研究や教育のための観測を除く)、もしくはそれ以外の者が観測の成果を発表するため、または災害の防止に利用することを目的として気象観測を行う場合には、
    1. 技術上の基準に従って行うこと
    2. 気象観測施設の設置の届出を気象庁長官に行うこと
    3. 検定に合格した気象測器を使用すること

「気象庁以外の政府機関又は地方公共団体が気象の観測を行う場合には, [] で定める技術上の基準に従ってこれをしなければならない。但し,次に掲げる気象の観測を行う場合は,この限りでない。
  1.研究のために行う気象の観測
  2.教育のために行う気象の観測
  3.国土交通省令で定める気象の観測

  ※研究・教育以外に、特殊な環境(ベランダとか)、臨時(一ヶ月未満)、船舶または航空機も同様

 - 気象警報は、暴風警報、暴風雪警報、大雨警報及び大雪警報の四種とする→現在はこれに加えて洪水警報、波浪警報、高潮警報がある(7種)

 - 警報事項の伝達
  - 気象庁は警報をしたときは, [] [] [] [] [] [] 又は [] の機関に通知しなければならない
  - 日本電信電話株式会社は,通知された警報事項を直ちに [] に通知するように努めなければならない。
  - 市町村長は、直ちにその通知された事項を [] 及び [] に周知させるように努めなければならない
  - 通知を受けた海上保安庁の機関は、直ちにその通知された事項を [] 及び [] の船舶に周知させるように努めなければならない
  - 気象庁長官は、気象等の状況により洪水、津波又は高潮のおそれがあると認められるときは、その状況を [] に通知するとともに、必要に応じ報道機関の協力を求めて、これを一般に周知させなければならない。

   - 予報業務の目的及び範囲に係る気象庁の警報事項を当該予報業務の利用者に迅速に伝達するように努めなければならない
   - 海上保安庁の機関は,気象庁から通知された警報事項を,直ちに航海中及び⼊港中の船舶に周知させるように努めなければならない
   - 国⼟交通省の機関は,気象庁から通知された警報事項を,直ちに航⾏中の航空機に周知させるように努めなければならない
   - 市町村⻑は,都道府県の機関から通知された警報事項を,直ちに公衆及び所在の官公署に周知させるように努めなければならない
   - 日本放送協会の機関は、気象庁から通知された警報事項を、直ちに放送するように []
   ※義務は気象庁とNHKだけ

 - 特別警報の伝達
   - 都道府県から市町村への通知、市町村から住民への周知は義務(努力義務ではなく)

 - 政府機関及び地方公共団体以外の者が次に掲げる気象の観測を行う場合、技術上の基準に従い、設置・廃止したときは気象庁長官に届け出る必要がある。
 - その成果を [] ための気象の観測
 - その成果を [] に利用するための気象の観測 (JRの横風対策など)
 - その成果を電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第二条第一項第九号の電気事業の運営に利用するための気象の観測

 - 複数の気象予報士の配置が規定されている事業所において規定数の気象予報士から 1 名が欠員となった場合には, [] 以内であればその欠員が補充されるまでの間,予報業務を継続することができる。
  →それに違反したときの罰則は?

 - 予報業務の許可を受けて予報業務を行っている会社が、予報業務の許可を受けていない会社と合併する場合は、許可申請事項に変更がなくても、気象庁長官に届け出る必要はない

 - 磯釣り・海水浴などの活動・・・全国予報区・地方予報区・府県予報区(海岸20海里まで)

 - 「水象」とは,気象又は地震に密接に関連する陸水及び海洋の諸現象をいう
 - 「特別警報」とは、 [] 場合に発表される。

・飛行場予報とは,公共の用に供する飛行場及びその付近を対象とする気象,地象,津波,高潮及び波浪の予報をいう。

 - 水防法
   - [] は、洪水、津波又は [] により [] 重大な損害を生ずるおそれがあると認めて指定した河川、 [] 又は [] について、水防警報を [] ならない。
   - [] は、国土交通大臣が指定した以外の河川、湖沼又は海岸で洪水、津波又は [] により相当な損害を生ずるおそれがあると認めて指定したものについて、水防警報を [] ならない。
   - 都道府県知事は、 [] 予報の通知を受けた場合においては、直ちに都道府県の [] で定める [] 及び [] にその受けた通知に関わる事項を通知 [] ならない。

■予報一般
・府県天気予報で定常的に発表する予想最高気温は、その予報区域を担当する気象官署(アメダス観測点の一つ)の予想値
・府県天気予報は [] と定常的には日に [] 回発表する。この回数は必要に応じて増やされる。例えば、予報が実況と違ってきた場合には予報を随時修正して発表する
・降水短時間予報
  - [] 時間先 [] ごと、 [] 間隔更新、 [] km四方
  - [] 時間先 [] ごと、 [] 間隔更新、 [] km四方
  - 雨・雪の判別をやっている(らしい)
  - 15時間先:MSMとLFMを使用
・降雪短時間予報
  - [] km四方
  - [] 時間先までの [] 時間ごと、 [] 時間ごとに発表
・高解像度降水ナウキャスト - [] 分先まで [] m四方、 [] 分先まで [] km四方
・降水ナウキャスト - [] 時間先 [] 分ごと、 [] 分間隔更新、 [] km四方、地形による発達・衰弱も考慮
・雷ナウキャスト - [] 時間先 [] 分ごと、 [] 分間隔更新、 [] km格子、 [] 段階。雷放電を検知していなくても、雨雲の特徴から雷雲を解析(活動度 [] )、雷雲が発達する可能性のある領域も解析(活動度1)
・早期天候情報
  - [] 日先から [] 日先
  - [] 日間平均

■防災上の留意事項
[] 、低地の浸水、河川の増水や [] に警戒してください。
雪による [] や路面の凍結、 [] や樹木への [] に注意してください。また、 [] の管理にも注意してください。

■公式
・予報精度
 - 適合率(一致率) = []
 - 再現率(捕捉率) = []
 - 降水の有無の適中率 = []
 - 「降水あり」の適中率 = []
 - 「降水なし」の適中率 = []
 - 「降水あり」のスレットスコア = スレットスコアそのもの

 - スキルスコア( [] を除去して精度を評価、1が完全予報、0がランダム予報)
 - バイアススコア []  - 1に近いほど予報に偏りがない。(空振りの割合)/(見逃しの割合)
 - F値 = (2*適合率x再現率) / (適合率+再現率)
・仮温度 Tv= []  w:混合比
  ←測高公式のときに使用する。Rが乾燥空気の定数であるため、使用する温度を「平均仮温度」にして水蒸気量を考慮している。
  = 乾燥空気より湿潤空気の方が(同一条件下では)軽いので、乾燥空気を暖めることで同じ重さ(密度)にできる。このときの温度が仮温度。 これなら同じp=ρRTで計算できる
・比湿 s= []
・混合比 w= []  e:水蒸気分圧
・気圧MLT: 単位面積当りの力 = []  = []  (kg*m/s^2/m^2 = kg/m/s^2) で覚えておけばOK
・放射平衡温度の式:太陽定数 x 吸収率 x 断面積 = 地球の放射エネルギー(面積当り) x 表面積
・レイリー散乱:波長に比べて粒子が非常に小さい場合、波長の [] 乗に反比例
・境界層内の風:気圧傾度力(G)・コリオリ力(fV)・摩擦力(F)の釣り合い
・鉛直p速度は連続の式からだけでなくω方程式から求めることが出来る
・鉛直流の強さ=渦度移流+温度移流+非断熱効果
・上昇流=正渦度移流+暖気移流+非断熱効果による加熱
・T=2π/Ω
・発散= []  + []
  ※渦度と違って矢印の方向が違う。発散する方向をプラスになるように計算するとうまくいく
参考:https://irokata7.com/2021/08/30/r8-hassan-shiki/
・SSI = []  ( [] であると不安定)
  T_{p} : 850hPaの空気塊を断熱的に持ち上げ、500hPaでの気温

■大気現象
・凍雨: [] 驟雨性降水として降らない
・凍雨:球状または不規則な形をした透明の氷の粒の降水で、直径 [] ミリ未満のもの
・雨氷: []
・霧雨:直径が [] mm以下
・霧氷: [] に分類
・霜柱と霜の違い
・煙霧:視程 [] km未満
・もや:視程 [] km以上、 [] km未満
・霧:視程 [] km未満
・濃霧:視程 [] m以下、海上 [] m以下
・北極振動指数が正のとき
 - 北極の地上気圧が平年より低い -> [] 流が強い
 - 北半球中緯度の地上気圧が平年より []
 - 北極上空成層圏下部の気温が []
 - 北極上空成層圏下部の極渦が []
 - 北極振動指数が正というのは、偏差が北極で負、中緯度で正、つまり中緯度の偏差のことを言っている
・カルマン渦
 - 雲渦は層積雲(下層雲)
 - 山頂が逆転層から突き出しているとき
 - 逆転層より下で風向がほぼ一定の比較的強い風が持続
・寒冷低気圧、寒冷渦、切離低気圧
  - 総観スケール、中層は周囲より低温、成層圏は高温
・寒気内小低気圧、ポーラーロー、コンマ雲低気圧、ポーラートラフ
  - メソαスケール、上中層に寒気を伴うが発達段階では暖気核が現れる、地上の低気圧の真上に500hPaの谷
・積乱雲
 - 単一セル
   - 降水量は [] mm程度
 - マルチセル
   - 気団性雷雨
    - 一般風の鉛直シアが弱い
    - 夏季の太平洋高気圧に覆われたときの雷雨
    - 組織化されていないマルチセル型雷雨
    - 発達期・成熟期・消滅期のセルが混在
   - 組織化されたマルチセル型雷雨
    - 鉛直シアが強いときに発生しやすい
   - スーパーセル型ストーム
・海陸風
 - 昼の陸地の上空は海より気温が低く、気圧が高い
 - 海流反流の高さは [] km程度
・エマグラム
  LCL: []
  CIN: []
  LFC: []
  CAPE: []
  LNB: []
  CINよりCAPEが大きい状態は潜在不安定??
図:https://irokata7.com/2020/09/10/emagram2/

■対流混合層
・対流の水平スケールは数百m~1000m程度

■天気図
・海氷域 - AREA OF SEA ICE
・船体着氷域 - AREA OF ICING
・EXTRA TROPICAL=(台風などから変わった)温帯低気圧
・GUST = 瞬間(風速)
・SLW = 5knot以下、方向あり
・ALMOST STNR = 5knot以下で方向が定まらない

■天気図記号・補足
kisyo05.png
快晴 雲量が [] 以下
晴 雲量が [] 以上 [] 以下
薄曇り 雲量が [] 以上で巻雲、巻積雲、巻層雲が見かけ上、最も多い状態
曇り 雲量が [] 以上で、高積雲、高層雲、乱層雲、層積雲、層雲、積雲、積乱雲が見かけ上、最も多い状態
煙霧 煙霧、ちり煙霧、黄砂、煙、降灰があって、視程が [] km以上で全天が覆われている
■超長波
- ユーラシアパターン:北欧が谷、西シベリアが尾根→日本付近のトラフが深まる→これの確認http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/diag/latest/
 - 北極振動・南極振動
 - []  - 赤道域30~60日周期で東進する、数千km
 - 南方振動 - 地上気圧偏差が [] 年周期

■数値予報モデル
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nwptext/45/1_chapter4.pdf  - これが程良い詳しさ
・GPVでは地形モデルとの高度差を温度に対して補正していない(ガイダンスは系統的な誤差として取り除いている)
・プリミティブ方程式を用いた数値予報モデルでは、鉛直流は水平方向の風から連続の式を用いて求めている。
・数値予報プロダクトの降水量は、予報時刻前の一定時間内における積算降水量を表している。
・GSM - [] km格子/ [] sec/step/ [] 層/1日 [] 回/??時間先/ [] モデル/気圧座標系/最上層は0.01hPa
・MSM - [] km格子/ [] sec/step/ [] 層/1日 [] 回/ [] 時間先/ [] モデル/高度座標系(非静力学モデルは気圧と高度が1対1に対応しないため)
・LFM - [] km格子/ [] sec/step/ [] 層/1日 [] 回/ [] 時間先/?モデル/?系
※将来的に(2030年)、GSMは10km、LFMは1kmになる予定
・週間アンサンブル予報(WEPS) - [] km格子/ [] 層/1日 []
・メソアンサンブル予報(MEPS) - [] km格子/ [] 層/1日 [] 回/ [] 時間先まで

■観測関連
・雷電あるいは雷鳴の有無は観測時刻前 [] 分間で判断
・10分間の平均風速が [] m/s以下の場合を「静穏」という。風速が静穏のときは「00」と表記する
・気象レーダー
  - 屈折する割合は気圧、気温、水蒸気の状態によって決まる
  - レーダーの探知範囲の距離と高度との関係は、地球の曲率と大気による屈折分の両者から決められる
・レーダーのバンド
  - Sバンド: [] cm波
  - Cバンド: [] cm波 - 気象レーダー
  - Xバンド: [] cm波
  - ウインドプロファイラ: [] cm波
・解析雨量 - [] km四方、 [] 分ごと、速報版は [] 分ごと
・高層気象観測 - 約 [] km間隔、高度約 [] kmまで
・レーダー反射因子Zは雨滴の方が氷粒より約 [] 倍大きい
・GPSゾンデ - [] UTC
・温度計の時定数は約 []
・日平均風速 - 24時間観測した風速を [] で割ったもの
・ドップラー: [] GHz / ウインドプロファイラ: [] GHz
・ウインドプロファイラ
  - 高度 [] m毎、 [] 分間隔(前10分間平均)
  - 最大 [] kmまで、降水がないときは [] km、あるときは降水のあるところまで
・地上実況気象通報式
  - 観測時前10分前の平均風、ノット単位
  - 風向36方位
・気圧変化 - 観測時前3時間以内の気圧変化、9種類
・ウィンドプロファイラー - 高度 [] m毎、 [] 分間隔、天頂と傾斜角 [] 度計 [] 方向、非降水時 [] km、降雨時 [] km
・降水現象6種類 - 雨、霧雨、みぞれ、雪、あられ、雹
・3.5~4.0μm-赤外4-夜間の下層雲や霧の判別

■季節予報
・5日以上の期間で平均した天気図を作る
・月平均100hPa偏差図などでチベット高気圧が強い(正偏差)で日本付近を覆っている場合は猛暑
・アンサンブル予報は長くなるほど、初期条件より海面水温や陸面状況などの下部境界条件の影響を受けやすくなる

■総観規模以上
・フィリピン東方海上の対流が活発になると太平洋高気圧が強まる

■警報・注意報
・洪水予報 - [] [] が共同で
・海上警報 - 全般海上警報と地方海上警報、種別は一般(風、濃霧、 [] )、強風、暴風、台風
・海上濃霧警報 - [] 以下、 [] 時間以内にその状態になると予想される場合
・乾燥注意報 - 最小湿度と実効湿度
・特別警報
 - 「○○特別警報」という名称で発表するのは、 [] の6種類
 - 土砂災害の基準
   - 土壌雨量指数が基準値以上となる [] km格子が概ね [] 個以上まとまって出現することが予想され、かつ、激しい雨がさらに降り続くと予想される場合
 - 浸水害の基準
   - 以下の①又は②を満たすと予想され、かつ、激しい雨がさらに降り続くと予想される場合
    ① [] 指数の基準値以上となる [] km格子が概ね [] 個以上
    ② [] 指数の基準値以上となる [] km格子が概ね [] 個以上

 - 台風は [] 以下、または最大風速 [] 以上(沖縄などは910hPa,60m/s)

・大雨警報(浸水害)の基準: [] 指数( [] km格子)
・大雨警報(土砂災害)の基準: [] 指数( [] km格子)
・火災警報 - [] []  (共同警報ではない)
・波浪注意報・警報 - 海岸から [] 海里以内
・洪水警報・注意報の基準
 - 流域雨量指数 [] km格子
 - 複合基準で表面雨量指数も ※過去に災害があった場合に設定される、内水氾濫用
詳細:
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu180228/shiryou1.pdf
・土砂災害警戒情報
 - [] が共同で発表する防災情報
 - [] 積算雨量と [] 指数が基準
 - 基準作成の災害: [] []
 - 基準と発表(重箱対策):
   - 大雨注意報:大雨警報の基準の [] 時間前の土壌雨量指数が発表基準、基準を超える [] 時間前に発表
   - 大雨警報 :土砂災害警戒情報の基準の [] 時間前の土壌雨量指数が発表基準、基準を超える [] 時間前に発表
   - 土砂災害警戒情報:基準に達する [] 時間前
・土砂キキクル
 - 実況値
 - [] km四方、 [] 分ごと
 - 土壌雨量指数などの [] 時間先までの予測値を使用して [] 段階で示す
 - 過去の被害をもたらした土壌雨量指数の基準値に達したとき
 - 過去30分の最大危険度(2時間先の予測と矛盾しているなぁ)
・高潮警報・注意報
  - 基準を超える [] 時間前に発表
・土壌雨量指数
  - 地質の違いを考慮していない
  - [] km格子、 [] 分間隔
■用語
・スケール
  総観規模 [] km
  メソα [] km
  メソβ [] km
  メソγ [] km

・日照時間 - 直達日射量が [] kW/㎡以上。(ちなみに大気上端の太陽放射は []
・寒候期 - []
・暖候期 - []
・寒候年 - []
・三ヶ月の統計 - 春: []
・海氷域 - 海氷のある海域で、 [] 以上
・湿球温位 - 凝結高度まで上昇して飽和した空気塊を1000hPaまで湿潤断熱減率で下降させたときの温度
・基準予測 - 持続予測、気候値予測
・(異常)天候早期警戒情報 - 情報発表日の [] 日後から [] 日後までを対象として、 [] 日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」となる確率が [] %以上と見込まれる場合、または [] 日間降雪量が「かなり多い」となる確率が [] %以上と見込まれる場合。10年に一度(10%)の確率。月・木に発表。
これを読み込めば完璧だが。。
[] 型寒冷前線 - 弱い対流性雲


■大気構造
中間圏界面: [] km 0.01hPa
成層圏海面: [] km 1hPa
対流圏界面: [] km 200hPa

■気になる過去問メモ(覚えていた方がいいだろう - 上にあるほど優先度高)
・気象庁の担当海域:赤道~北緯 [] 度 東経 [] 度~東経 []
・総観規模現象の予測は10日程度
・降水短時間予報では,雨と雪の違いは区別していない←本当?
・高温あるいは低温に関する気象情報は,今後数日から1 週間程度にわたって社会的に大きな影響を与える高温あるいは低温が予想される場合に発表している。
・降水確率は数値予報による格子点の降水量が0mmであっても必ずしも0%にならない
・解析値を作るための第一推定値には、解析対象時刻の [] 時間前を初期時刻とした数値予報の結果を用いる
・季節予報では、温帯低気圧や移動性高気圧よりもスケールの大きい超長波や偏西風帯の変動、亜熱帯高気圧の動向などを主に取り扱う。従って季節予報では、温帯低気圧や移動性高気圧などの長波スケールの現象を取り除くために、5日以上の期間で平均した平均天気図を用いることが多い
・降水の監視に使われる気象レーダー画像は,空中線の仰角を順次変化させて取得した複数の画像データのエコー高度がほぼ一定となるように合成して作られる。
・海洋上の積雲の中では大陸上の積雲に比べて,単位体積当たりの雲粒の数が少ない。←エーロゾル密度による
・3 か月予報では月ごとの平均気温のほかに,3 か月間の平均気温についても「高い」「平年並」「低い」階級となる確率を予報している。
・高度10km~20kmの下部成層圏では,一年を通じて赤道付近で気温がもっとも低くなっている。しかし,高度25km~50kmの上部成層圏では,夏半球の極から冬半球の極に向かって気温が下降している。
・中間圏の高度85km付近の気温は,大まかにみると,夏半球の極で最も低く,冬半球の極で最も高くなっている。
・冬の北半球の成層圏では西風が卓越しており,対流圏から伝播してきたプラネタリー波によって流れは大きく蛇行している。
・夏半球の成層圏は東風が吹いているため,プラネタリー波が成層圏に伝播できず,成層圏の流れは極を中心にしたほぼ同心円となっている。
・梅雨期にオホーツク海に現われる高気圧は,対流圏下層は冷たい高気圧であるが,中上層では周囲より暖かい
・日本付近で春や秋によく現れる移動性高気圧は,上層の気圧の尾根に対応して西から東に移動し,気圧の尾根の前面にあたる高気圧の中心の東側では下降流が卓越して晴天の所が多い
・停滞前線である梅雨前線上には小規模の低気圧が発達する。気象衛星画像でみると、この小低気圧に伴って組織化された積乱雲群を含む水平スケール数百~千kmの雲の塊が認められることがしばしばある。このような雲の塊を、一般に雲のクラスターと呼ぶ。梅雨前線では、このような雲クラスターの発達によって局所的に強雨のもたらされることがある。
・罰金にならない:予報業務の記録を怠ったとき、許可を受けた者が警報の伝達を怠ったとき

■気になる過去問メモ(覚えておく必要はないと思うが知らなかったこと、など)
・気象庁は、船舶のための海上予報・警報として、「全般海上予報区」を対象にした全般海上予報・警報と、「地方海上予報区」を対象にした地方海上予報・警報を行っている。「全般海上予報区」(西は東経100度、東は東経180度、南は緯度0度、北は北緯60度の線により区切られた海域)と「地方海上予報区」(海岸から概ね300海里(540km)以内の日本近海)で、海上予報・警報が発表される。それぞれの担当気象官署は定められている。
・全雲量を地上実況気象通報式で通報する場合には, 全天が雲に覆われているときを8とする0~8の階級を使用する。
・着雪害は,湿った雪が電線などの地物に着くことにより発生する。これに対して,着氷害は,過冷却水滴や海水が地物,船体などに着いて凍結することにより発生する。着雪と着氷では発生する気温条件が少し異なり,着氷は,着雪に比べて気温がさらに低いときにも発生する。
・気圧変化の型は,9種類の分類中から,観測時前3時間内の気圧変化の特徴を最もよく表現しているものを選択する。気圧変化の量は観測時と3時間前の気圧の差で,観測時の気圧が高い場合を正とする。これらは,気圧等変化線図の解析や寒冷前線通過の判断資料に利用される。
・気温の観測は地上1.5mの高さを基準としており,多雪地では雪面上約1.5mになるように測器の高さを調整する。
・塩化リチウム露点計は,塩化リチウムに吸湿性があることを利用して露点温度を求める測器である。相対湿度は,その露点温度における飽和蒸気圧とその時の気温における飽和蒸気圧との比を百分率で表わしたものである。


■勉強中に見つけたもの
パタゴニア

■注意問題(覚えた)
【問題】太平洋高気圧の勢力圏の目安となる、
500hPa等高度線の値として、最も適切なものを1つ選べ。
1:5280m
2:5460m
3:5640m
4:5880m
[]  【参考】5400m線:-30℃の等温線に概ね対応、冬の寒気の閾値 5700m線:偏西風帯の中心に対応する 【参考2】チベット高気圧:300hPa面
【問題】国際式天気図にて「010」と表示されたときの、適切な気圧値の読み取りを選べ。
1:1010hPa  2:1000hPa  3:1001.0hPa  4:1000.10hPa
[]
【問題】日本付近における平常時の潮位について述べた文として、適切なものを1つ選べ。
1:冬から春にかけて最も高くなる。
2:夏から秋にかけて最も高くなる。
3:冬と夏に最も高くなる。
4:1年を通して一定である。
[]
【問題】「突風率」を正しく示しているものを選択肢から1つ選べ。
1:平均風速の2乗  2:最大瞬間風速÷平均風速
3:平均風速÷最大瞬間風速  4:(平均風速+最大瞬間風速)÷2
[]
【問題】確率予報の精度評価に適した指標を1つ選べ。
1:スレットスコア  2:スキルスコア
3:バイアススコア  4:ブライアスコア
[]
【問題】確率予報の精度評価に用いる指標として、適切なものを1つ選べ。
1:スレットスコア
2:ブライアスコア
3:RMSE(2乗平均平方根誤差)
4:コストロスモデル
[]
【問題】大気中の水蒸気量が最も多いものを選択肢から1つ選べ。
1:気温0℃で相対湿度20%  2:気温10℃で相対湿度40%
3:気温20℃で相対湿度60%  4:気温30℃で相対湿度80%
[]
【問題】同一の予報区において、強風注意報と同時に発表されない注意報を全て選べ。
1:大雪注意報  2:着雪注意報  3:融雪注意報  4:風雪注意報
[]
【問題】海上警報とその略号との組み合わせのうち、正しいものを全て選べ。
1:[W]海上風警報  2:[GW]海上強風警報
3:[SW]海上暴風警報  4:[TW]海上竜巻警報
[]
【問題】傾圧不安定波について述べた文として、適切なものを全て選べ。
1:停滞性の波動である。
2:代表的な波長は10000km程度である。
3:南北の温度傾度が大きい場所で発生する。
4:熱を極側へ輸送する働きを持つ。
[]
【問題】天気図で使われる熱帯低気圧の記号を、勢力が強いものから順に並べよ。
1:TS  2:TD  3:T  4:STS
[]
【問題】正しい文を全て選べ。
1:空気中の水蒸気量が多くなるほど、露点温度は高くなる。
2:空気中の水蒸気量が多くなるほど、相対湿度は高くなる。
3:空気中の水蒸気量が多くなるほど、混合比は大きくなる。
4:空気中の水蒸気量が多くなるほど、湿数は大きくなる。
[]
【問題】気温減率6.5℃/kmの気層での温位の分布として正しいものを全て選べ。
1:高度が増すとともに、温位は高くなっている。
2:高度が増すとともに、温位は低くなっている。
3:高度に関係なく、温位の値はほぼ一様である。
[]
【問題】降水の有無に関する精度評価にて、常に成立するものを1つ選べ。
1:見逃し率+空振り率=100%
2:適中率+スレットスコア=100%
3:見逃し率+空振り率+スレットスコア=100%
4:適中率+見逃し率+空振り率=100%
[]
【問題】緯度10°分の長さとして適切なものを1つ選べ。
1:約110km
2:約110海里
3:約600km
4:約600海里
[]
【問題】地表付近での乾燥大気中において、構成比が大きいものから順に並べよ。
1:酸素  2:二酸化炭素  3:窒素  4:アルゴン
[]