PDIC Sharing Serverの概要

概要

複数のPCからネットワークを経由して辞書を共有する機能を提供するサーバーです。

特徴

• 複数のPC(PDIC)からほぼリアルタイムで辞書内容を共有できる。
• 不特定多数で共有する、特定のグループだけで共有、自分一人だけ、といった制限を設けることができる。
• 例えば、職場にあるPCの辞書と自宅にあるPCの辞書を（特別な操作無しに）常に同じ状態に保つことができる。
• 共有するグループを公開・非公開どちらにも設定できる。
• 登録ユーザーごとに編集の権限が設定できる。（読み取りのみ、編集可能など）
• 共有したい登録項目（単語レベルなど）がサーバー側で設定できる。
• サーバー側で上書きのみに設定することで、登録時の衝突を避けることができる
• 共有グループは誰でも、いくつでも作成できます。
• 辞書の内容がサーバー上にもあるため、実質辞書のバックアップが不要になる

必要な環境

• ネット共有辞書機能が動作するPCおよびアプリケーション
• ネット共有機能が動作するアプリケーションは、2018.2.19時点ではPDIC/Unicodeのみ。

注意点

登録可能データのサイズ

このサーバーでは登録可能なデータのサイズが制限されています。

見出し語 - 500バイト
訳語 - 5,000バイト
用例 - 5,000バイト
発音記号 - 1,000バイト

• ここで言うバイト数は、UTF-8換算時のバイト数であり、改行記号などの制御記号も含みます。
• 日本語ではこの三分の一程度の文字数になります。
• PDIC/Unicodeで登録可能なサイズより小さく設定されています。

登録可能な単語数

無料サービスでは登録可能な最大の単語数が制限されています。詳しくは共有辞書グループ作成時にある説明をご覧ください。（通常の無料版では1,000語まで。有料版も考えています）

データの保証

このサーバーはボランティアで運用しています。
従って、通常の無料版ではデータの保証はなく、長い間運用されていない共有グループはサーバーの管理者の判断により削除される場合があります。
※2018.2.19時点では8GBほど空き容量があるのでまだ十分余裕はあります。

良くある質問

ネット共有辞書に関するQ&A

利用方法

ネット共有辞書を新規に作成する場合は、こちらからログインして共有辞書を作成する必要があります。その後、PDIC側のネット共有辞書の設定が必要になります。PDIC側の設定はPDICのヘルプを参照してください。「ネット共有辞書」の項目に説明があります。

すでにある共有辞書を利用する場合は、まずこちらからユーザー登録およびログインして対象の共有辞書に「参加する」必要があります。その後、PDIC側のネット共有辞書を設定してください。

ソフト開発者の方へ

このサーバーはクライアント側のアプリケーション、プラットフォームを限定していません。
こちらにある説明、仕様に従って作成すれば対応可能です。
読み取り専用（ダウンロードだけ）なら認証処理が通れば非常に簡単です。
逆に登録処理も実現する場合は難易度がかなり高くなります。（上書きサーバーなら簡単です）

このサーバーのお問い合わせはこちらまで。