かなり昔に書いたものです・・・1998年頃?
和英辞書として利用する
PDICは英和だけではなく、和英としても利用できます。そうなると和英辞書も必要となりますが、英和辞書に比べ和英辞書はあまり多くは公開されていません(辞書の掲載場所)。しかし、PDICには”和英辞書作成”機能があります。英和辞書から和英辞書を作成します。
ネットサーフの手伝いをしてもらう
Internetには英語が非常に多く使われています。英語がわからなければInternetを本当に楽しむことはできないでしょう。PDICはこの手助けを容易にしてくれます。わからない単語が出て来たら、PDICに単語を入力すればすむ話しですが、PDICには”ポップアップ検索”というものがあります。これを利用すれば、いちいちわからない単語をPDICに入力する必要がありません。わからない単語の上にマウスを移動するだけで訳が出て来ます。
また、機械翻訳ソフトを使用するのに比べ、PDICだと英語力も身につきます。
英文ドキュメントを読む手助けをしてもらう
これも”ポップアップ検索”を利用します。まず、ポップアップ検索のウィンドウを開き、そこへ読みたいドキュメントをファイルから読み込みます。後は、わからない単語が出て来たらマウスを移動すればよいだけです。
例文と単語の関連付けを行う - 単語の用例集
HyperLinkを使用します。
例えば、普段からニュースなどの英文を読み、その英文をテキストファイルにまめに保存しているとします。その英文の入っているテキストファイルに覚えておきたい単語 word があったとします。その単語 word の位置が、ファイル名filename.txtの213行目の15桁目にあったとき、PDICの辞書のその単語の訳語部に<text:filename.txt|213|15>と言うふうに登録しておきます。
後日、wordを引き、<text:filename.txt|213|15>をマウスでクリックすると、ポップアップ検索ウィンドウまたは指定したエディターで瞬時にその場所へ移動します。
ほかに重要単語など、以上のように登録しておくことにより、辞書の単語と関連付けられた用例集、または簡単なテキスト型のデータベースが出来上がります。
リスニングの勉強に利用する
PDICにはOLEオブジェクトを登録できます。OLEオブジェクトの一つにWindows付属のサウンドレコーダがあります。このサウンドレコーダの音をOLEオブジェクトとしてPDICに登録すれば、音声辞書が出来上がります。通常の英和辞書利用時にもいつでもその音声を再生できますし、”単語テスト”を利用すれば、リスニングテストもできます。(これはパソコンが遅いといらいらするかもしれません(^^;) - 時と金が解決してくれるでしょう(^^;;;)
問題点:音声データを登録する作業に手間がかかります。PDIC自体に音声データ処理機能を付けたいと思っていますが、時間があったら作ってみます。
電子スクラップブックとして利用する
PDICの用例は 2万バイト 10万文字も 登録可能であり、しかも圧縮に対応しています。この部分をOCRで読み取った新聞記事などを登録すると便利です。また、PDICにはOLEによって図も登録できるため、新聞記事に限らずさまざまな図や表を登録しておくことが出来ます。
MIDIデータの整理に使う
PDICでは、ファイルリンク形式が登録できます。これを利用することにより、.MIDファイル、テキストファイルを登録できます。そうすると、PDICからはデータの閲覧、検索ができることはもちろん、PDICから直接MIDIデータを再生・演奏することができます。また、MIDIデータに付属のドキュメント文はPDICが内容表示してくれるので、演奏を聞きながらMIDIデータ入力者の説明を読むことができます。
さらに、音楽のジャンルを辞書グループによって管理すれば、整理ができます。
画像ビューワとして利用する
現在のところPDICは.BMP、.DIBファイルしか直接表示できませんが、簡単な画像ビューワとして利用できます。今後表示できる画像形式を(暇があれば)増やしていく予定です。
Microsoft Word のスペルチェック辞書に追加する
詳細設定検索においてファイル出力、ユーザー定義を用いれば、Wordのスペルチェック用の辞書を追加出来ます。具体的には、
ユーザー定義を $w\n という形式で、適当なファイル名で出力し、そのファイルをWordのスペルチェック辞書に追加すればOKです。スペルチェック辞書の追加はWordのヘルプを参照して下さい。
問題点:スペルチェック辞書のメンテナンス
いかがでしょうか?私が思い付いた利用方法だけでも色んな使いみちがあります。PDICを簡単なメモ帳みたいなものと考えればまだまだ色んな使いみちがありそうです。
他にも便利な利用方法がありましたら、お知らせください。もし私が気に入ればこのページに掲載します。