ファイルリンクのファイルは、検索順序に示されたパス上(フォルダ上)に置いてある必要があります。(絶対パスを除く)
※検索順序は ファイルリンク の 「ファイルの検索順序」に示してあります。
登録しようとしているファイルが検索上のパスにない場合は、この画面が現れて問い合わせてきます。
次の中から最も適切なものを選んでください。
1.指定したフォルダへコピー
この画面の下の方にある コピー/移動先のフォルダ にファイルをコピーします。通常はこれを選んでください。
コピー/移動先のフォルダも指定する必要があります。
2.指定したフォルダへ移動
1番のコピーとほぼ同じですが、コピー元にあったファイルは削除されます。コピー元ファイルが明らかに不要である場合は、1番より作業が楽になります。
3.パス無しで登録
とりあえずパス無しで登録したい場合に使用します。(恐らく用途は非常に限られるので詳しい方を除き、これは選択しないでください)
登録後、メインウィンドウで表示するとこのままでは "<< Open Error >>"というようなエラーが表示されると思います。
ファイルリンクの「ファイルの検索順序」を参考にして設定を行なってください。
4.絶対パスで登録
辞書とファイルリンクのファイルをご自分のPC以外で使用しない、ご自分のPCの環境が変わることがない、という条件付きであれば、最も便利な方法ですが、環境が変わった場合の対処がやや面倒ですので辞書を配布するような方にはあまりお薦めしません。
利点:
・絶対パスで登録するので、「ファイルの検索順序」など面倒なことを考える必要が無くなります。
・辞書ファイルとファイルリンクのファイルを別々のフォルダに置いて管理することができるので便利です。欠点:
・利用されているPCの環境が変わった場合、ファイルリンクが正しく表示されない場合があります。(ドライブ構成が変わらなければ問題ありません)
・辞書をほかのPCへコピーした場合、ファイルリンクが正しく表示されない場合があります。(同じフォルダに設定しておけば問題ありません)
・辞書を配布、一般公開する場合には不適切。(C:ドライブのないPCもありますので)※PDIC for Win32ではこの方法が初期設定になっていました。
※環境が変わってファイルリンクのファイルのフォルダが異なってしまった場合は、CSV形式に一度辞書の内容を全て変換し、そのCSVファイル上でファイルリンクのパスを正しいパスにしてください。そのCSVファイルを再びPDIC形式に戻せば利用できます。【中・上級者向け】
コピー/移動先のフォルダ
上記1番、2番を選択した場合、コピー/移動先のフォルダを指定します。
通常は、辞書と同じフォルダにしたほうが便利でしょう。
辞書グループ編集の辞書のプロパティでファイルリンクのパスを指定している場合はそちらへコピー・移動するようにしてください。
ヒント
このようなファイルの管理が面倒と言う方は、「ファイルの埋め込み」という機能もあります。→参照:ファイルリンクどのようなパスでファイルが登録されているか確認するには、登録語編集画面のオブジェクト編集で確認できます。