※中上級者向けの機能です
USBメモリにPDICのプログラムと辞書ファイルを置いておくだけで、USBメモリをPCに差し込めばすぐにPDICを利用できるところです。インストールする作業は不要、辞書グループの設定は最初の一回だけ(PCごとに設定する必要がない)という便利さがあります。
必ずPDICを終了してからUSBメモリを抜くようにしてください。PDICの設定情報が保存されないだけでなく、(無いとは思いますが、タイミングによっては)最悪PDICが起動できなかったり、エラーから復帰できない可能性があります。もしそうなった場合は、PDIC2.iniファイルを削除して最初からやり直す必要があります。(ご自分でiniファイルを編集すればある程度復帰できるかもしれませんが、動作保証外です)
USBメモリは書き換えが多いと寿命が短くなるデバイスです。メモリの容量一杯で使用していると寿命が早くやってきます。さらにPDICで辞書編集を頻繁に行うと寿命が短くなります。なるべく容量の大きいUSBメモリで、空き容量が十分ある状態で使用してください。寿命は徐々に気がつかないうちにやってきますので、オリジナルの辞書、PDICの設定情報(INIファイルなど)は定期的にバックアップを行うようにしてください。
まだ本格的なテストを行っていませんが、動くようには作っています。いずれそのためのインストーラーを作りますが、現時点では次のようにやれば動くと思います。
1. まず通常版をインストール
2. インストール先にあるファイル(C:\Program Files\Personal Dictionary(Unicode))をすべてUSBメモリにコピー(フォルダはどこでもOK)
3. コピー先のフォルダにconfig.iniファイルを作成
4. config.iniファイルには次のような内容のファイルを作成
[Setup]
IniMode=1
あとは、PDICU.exeを実行するだけです。
とりあえず動くレベルまで確認してあります。
※時間がないため十分なテストができていません。確認作業には非常に時間がかかるため、協力していただける方を募集しています。→こちらの開発Mailing Listより
ポータブル用のインストーラー(案)
・zipファイル形式(または自己解凍形式)
・autorun.infによるPDICの自動起動